7115 アルファパーチェス

一見、消耗品の卸売りであるが、実態はプラットフォーマー

ここを通すことで

買う方・・・合理的に社内で消耗品管理ができる

売る方・・・ここを通すことで営業なしで大量の売り先を確保できる

一度ここのサービスを取り入れたらスイッチ不可能なサービス。

今後の人手不足には絶対的に必要なサービスと感じる。

そして大きくなればなるほどここの購買力が増えて、仕入れ力が増え安価で購入でき利用者へ提供できるのサイクル。卸売業であるが実態はストックビジネスに近い。

直近は売上成長率が年15%今期も10%の成長を見ており、利益率は売上の%課金のためほぼ一定とみると利益もそれに準じて成長するとみる。

2024.7 流動資産ー負債総額 30億 株価1100円 時価総額105億円

30+9+10+11=60+11x15(10%成長とみると)=225億

参入障壁のある本物の事業に感じ、ネットネット投資でやってきた自分には高めのPBR2であるが7000株ほどIN 1万株ほどまで予定。

切ライン 参入障壁が崩れた時 利益率がおかしい時 納得できない売上減が起きた時

売りライン 成長性が10%前提なのに期待値をすべて飲み込んだ時 今なら2500円

9856 ケーユーHD

ROE 10%以上 PBR1以下 で引っ掛かり面白そうと思った銘柄

ベンツの正規販売店+中古車ディーラー

流動資産 376億 有価証券 33億 負債総額 224億=185億

時価総額550億ほどなのでネットネットではない。

儲かったら自社で不動産買って、販売店を広げていく感じ。

土地が240億ほど。都内の不動産が多く、含み益もだいぶありそうではある。

BPSの成長率が7%ほど 配当が4%ほど 計 10-11%が期待値

ROE10%にしてはPBR0.7程度でローリスクミドルリターン

 7670 オーウエル

久々に銘柄研究

830円 時価総額85億円付近で買い始め、最低1200円の価値ありと1100以上で増やしたため単価1080円となり、現在930円付近の株価のため大きく含み損銘柄

中計最終年度の2027年に見直すため記録しておく。

2024.3決算時点

株価  950円 時価総額 100億円

流動資産       315億 

有価証券(ほぼ上場株)128億

負債総額       274億

ネットネット     169億(1株資産価値1600円)

純資産        210億

売上 710億

営業利益9.3億

経常利益12億

純益 15億(有価証券利益10億あり)

2027.3を最終年度として中計をだしており

売上 770億 営業利益 18億 経常利益20億 純利益13億 ROE8%

説明会でのどうやって利益率をあげていくか、の目標方針も真摯な説明で簡単ではないが不可能ではない営業利益、と思わせる説明だったがここではROE8%について考えてみる

現在の配当やら利益やらで2027まで自社株買い、保有有価証券売却ないとすれば

ざっと自己資本220-225億になっているはず。ここでROE8%とするには純利益が17-18億必要。ざっと10億円分ほどの有価証券売却は必須。

ここで最終年度だけROE8%クリアすればいい、ならこれで終わるが、PBR1を目指す手段んとしてROE8%をとなると現在の自己資本を160億円ほどまで削る必要がある。配当性向100%にして80~100円配当にしても足りず、自社株買いなども併せる必要がある。

例えば所有する有価証券を50億円分売却して同額自社株買いをした場合、自己資本は210ー50=160億円となりROE8%が達成できる。

1株純資産は2000円なので自社株買いをすればするほど会社の価値はあがる。

仮に50億円1250円で400万株自社株買いをしたと仮定すると

売上770億 営業利益18億 純利益13億 純資産160億 ROE8%

1株純資産2460円 1株純利益200円 となる。

現在の950円 配当42円(今期35円:ROE8%を達成するには減配などしている余裕はないと思うが)

ほぼノーリスクで2027まで2倍化は最低ラインとしてみえそうだが。

PBR1以下銘柄が中計で改善をしようとしている状態は下値限定できっかけ次第で大化け、しなくてもじり上げの期待値高い。

リスク 

車の塗装が大部分のため日本の車産業と一蓮托生の部分は大きく、認証でラインが止まっていることはマイナス

EV化で後れを取り生産台数が減少もマイナス

塗料卸というがあくまで自動車産業の下請けの位置が大きい。

中計のROEを守る、真摯に会社が目指すことが条件のため中計、そんなものあったね、という態度を取られると前提が一気に崩れる。ただしその場合でもリターンが低下するだけで下値は限られておりリスクは相当低いだろう。

なお政策保有株式売却+自社株買いによるPBR1とROE改善が狙いのため2027.3までの3年間の期限付き保有がとりあえずの基本戦略。