7605 フジコーポレーション

タイヤの小売りやさん。この10年で売上2倍、利益3倍といわゆるグロース。

株価は2012年から2015年にかけて10倍化したあとなだらかに。

業績の上昇に株価がついていっていないと判断。配当は低め。手持ち現金は少なく返済や成長にまわしている感じ。PER7程度の水準のため、成長にあわせたEPSの上昇での株価水準上昇と今後還元策などでPER水準訂正の2つの期待値があると思いPF組み入れ。期待値としては当分の間EPS上昇として15%/年

PF3%程度の組み入れとしたい。

3106 クラボウ

銘柄研究

いわゆる非成長銘柄。10年分有報をみても売上、利益含め全く伸びていない。

ただ資産は分厚く、流動資産+有価証券ー負債で400億 時価総額も400億となっている。

株主還元に積極的で今後3年間は総還元50%の中計。成長企業でないのにため込むトラップ企業の多い中評価。

今期純益60億予定で配当で50%なら1株150円になるが、おそらく70~80円配当+自社株買い15億程度だろう。70万株(3.5%) 1株資産5000円程度なので自社株買いは非常に良い。

3年後も同じ利益水準なら1800万株まで減っているため配当なら170円水準に。

配当を3年間もらえば少なくともマイナスはないと思う。配当込で年+10%ほどの期待値で現金のかわりに。

5121 藤倉コンポジット

もともとゴム製品の素材が主の会社だったが、ゴルフのカーボンシャフトをずっと作っており、それがこの2年ほど収益の柱になり、主産業とサブが切り替わった感じ。

自分もゴルフをしていたからわかるが、ゴルフのドライバーを買う時に、値段は2の次になるため利益率がごつい。採算ラインさえ超えると一気にドル箱となる。売上ではまだ素材部門270億 ゴルフクラブ90億だが、利益では11億:35億となっている。

そして世界では所得があがっているためゴルフ人口は増えており、ドライバー市場は全体として拡大しているためシャフトの本数は伸びるはず。

ツアープロは簡単にシャフトを変えないため、PGAトッププロの採択シャフト1位は当分続く→アマチュアはそこまで違いがわからないためプロの使っているシャフトを使いがち。藤倉のシャフトは当分安泰

・リスク要因 PGAトッププロの採択%が落ちてきたら注意。